| 愛知県 名古屋の家 TEXT | 藤原・室 建築設計事務所 | ||
| 内広がりの家 用途:住宅 構法:木造2階建 場所:愛知県名古屋市東区 敷地面積 :172.13u(52.0坪) 延床面積 :141.87u(42.9坪) 建築面積 :102.01u(30.8坪) 中庭型の木造2階建住宅です。 場所は名古屋の中心部に近い住宅密集地で、中心部では比較的広い敷地面積です。 人口密度の多い環境では、ただ窓を大きく設けてしまっても周りの視線が気になってしまい、開放的にしたいと考えて造った窓の機能が十分発揮されず、逆に閉鎖的な部屋になってしまう恐れがあります。ここでは、人通りもあり4メートルと狭い道幅に対して壁を一枚立てて視線を遮断することを提案しました。この道路と遮断した壁の裏側である住居側には1.5坪程度の光庭があり、和室へ繋がる構成となっています。和室は坪庭を有する環境となります。また、屋根が被さる壁の上部に窓を設けて2階へ光を取り込みます。結果として外観の様子は、住まい手の要望と土地環境を考慮した結果、落ち着いた木の風合いの建物となりました。 内部部屋割りは、1階に和室が2部屋、18帖程のLDK、キッチン、トイレ、浴室があり、L字型のプランとなっており南側の中庭を囲んでいます。1階のLDKは身長の高い住まい手の要望を考慮して、天井高さを2.7mとしました。その高さに伴い広がった壁に、茶褐色の質感あるメルボウという、床に使用したものと同じ木材を続けて貼り、またメルボウの壁全体を間接照明により照らすことで、感覚的に高さと空間の大きさを実感させるように考えました。それに対して南側の中庭に向けては、天井高さいっぱいまで全て窓開口として、更なる視覚的広がりを持たせました。2階は子供部屋、寝室、トイレ、洗面、ミニキッチンコーナーがあります。屋根部分は登り梁構造としており子供部屋はロフトがあり、屋根を受ける横架材は木の構造体を見せています。 |
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